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アントネッロ×弥勒忠史/宗次ホールライヴ2008 "ビバ・チャコーナ!"

アントネッロ×弥勒忠史/宗次ホールライヴ2008

アントネッロ×弥勒忠史/宗次ホールライヴ2008 "ビバ・チャコーナ!"

アントネッロ & 濱田芳通 その革新性と即興性、未来性において他の追随を許さないスーパー古楽グループ「アントネッロ」がカウンターテナーの第一人者、弥勒忠史をフューチャーして行なった2008年のライヴ。2001年に発表した同タイトルのCDとは趣と選曲を異にした懐の深さでまず驚かせ、その演奏の充実振りで沸かせました。
ダラ・カーザのパッサカリアで濱田のコルネットがマイルスを彷彿させるような泣きのフレーズを連発、メールラのアリアでは弥勒のハイトーンが音響の素晴らしいホールいっぱいに響き渡り、西山の分割鍵盤を用いての霊感に満ちたチェンバロ即興と続き、不朽の名作「アマリッリ」で濱田のリコーダーによる3分近くのインプロヴィゼーションによる導入から弥勒の歌と絡み合って圧倒的なクライマックスを築き、ファルコニエーリの「フォリア」では石川の切れ味鋭いガンバを皮切りに器楽三人の超絶技巧の連続技が繰り出され、スリリングなフレスコバルディ、鬼気迫るメールラの子守唄、西山がハープに持ち替えしっとり聴かせるモンテヴェルディ、コルネットとガンバによる即興のあと「簒奪者にして暴君」で豪快なフィナーレ! 伝カッチーニの「アヴェ・マリア」というライヴならではのサービスアンコールがおまけについての締めとなりました。話題の宗次ホールの素晴らしい音響と相まって、バロック以前の音楽に生で触れる機会となると首都圏に比べ決して多くない名古屋の聴衆にも、一夜にしてその魅力をぞんぶんに届けたコンサートだったといえるでしょう。


コンサート情報
弥勒忠史とアントネッロは5月10日に「二期会ゴールデンコンサートin津田ホール」に出演。⇒好評のうちに終了しました。当日のほとんどの演目がこの配信でも聴取できます。
9月19日には恒例の東京文化会館における定期公演で「ファンキー・モンテヴェルディ!」を。
2010年1月28日には再度津田ホールにおいて「アリオン・アフタヌーン・コンサート〜躍動する古楽の世界」と題したコンサートを開催します。
また、5月28日には大阪ザ・フェニックスホールにおいて濱田芳通、石川かおり、西山まりえのコアメンバー三人による公演も行ないます。

プロフィール

彌勒忠史(カウンターテノール)
千葉大学卒業、同大学院修了。東京藝術大学卒業。イタリア政府奨学生として渡伊。ボローニャ市立歌劇場、フェッラーラ市立歌劇場、ルーゴ・ロッシーニ劇場、ヴェローナ・ヌオーヴォ劇場等数多くの歌劇場にてオペラ、コンサートに出演。ボローニャ大学DAMSにて演出学を学んだ後、バロック・オペラを中心に数多くの作品の演出を手がける。国内でも多彩な才能を活かし、バッハ・コレギウム・ジャパン、東京オペラシティ「B→C」に出演、横須賀芸術劇場「オペラ宅配便」シリーズの企画、演出等で好評を博している。2007年フェッラーラ市、県、国立音楽院、文化財保護局及び各種団体より「在日本フェッラーラ・ルネサンス文化大使」の公式タイトルを授与される。CDに「音楽装飾されたマドリガーレ」「シレーヌたちのハーモニー」「イタリア古典歌曲集」、著作に『イタリア貴族養成講座』がある。09年6月二期会『ウリッセの帰還』に出演予定。二期会会員


バッサーニ(ca.1650-1716)/L’armonia Delle Sirene: 弥勒忠史(Ct) Rambaldi Montanari(Cemb)

アントネッロ
1994年結成。「作品が生まれた時のスピリット」を大切に、躍動感、生命力が備わった、音楽の持つ根源的な魅力を明らかにする。これまでにリリースされたCDは、いずれも「朝日新聞視聴室」、「レコード芸術」誌など各メディアから常に最先端の古楽グループとして高い評価を受け、シンフォニア・レーベル(イタリア)、ビス・レーベル(スウェーデン)からリリースされたCDは、いずれもフランス「ディアパソン」誌で5つ星を獲得、フランス「レペルトワール」誌推薦盤、イタリア「MUSICA」誌最優秀推薦盤などに選ばれるなど、全ヨーロッパで絶賛された。2005年度、古楽器奏者として初のホテルオークラ音楽賞を受賞。 06年より自主レーベル「アントネッロ・モード」を始動。クラシック音楽の既成概念の枠を超えて純粋に「音楽性」を求める企画やCDは、音楽雑誌のみならず各メディアでも数多く取り上げられ、クラシック・ファン以外からも注目と共感を集めている。
アントネッロ公式サイト
ファンサイトBlog


濱田芳通(コルネット、リコーダー)
我が国初の私立音楽大学、東洋音楽大学(現東京音楽大学)の創立者を曾々父に持ち、音楽一家の四代目として東京に生まれる。桐朋学園大学古楽器科卒業後、スイス政府給費留学生としてバーゼル・スコラ・カントールムに留学。リコーダーを花岡和生、コルネットをB.ディッキー、中世理論及びアンサンプルをC.ヤング、D.ヴェラールの各氏に師事。コンチェルト・パラティーノ、アンサンブル≪PAN≫、アンサンブル≪ラ・フェニーチェ≫のコンサート及び録音に参加するなど、ヨーロッパ各地で活躍する。また、映画「利休」及びアニメ「耳をすませば」「もののけ姫」の音楽、大河ドラマ「信長」「秀吉」に出演するなど、知られざるバロック以前の音楽や楽器を広めるべく、幅広い活動を行っている。東京藝術大学リコーダー科講師、東京「目白バ・ロック音楽祭」レジデント・アーティストを歴任。大分「豊後ルネサンス音楽祭」音楽監督。2008年1月、神奈川県立音楽堂主催のモンテヴェルディ歌劇『オルフェオ』では、音楽監督及び指揮者をつとめた。

石川かおり(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
山梨大学教育学部在学中、故大橋敏成氏の指導のもとにヴィオラ・ダ・ガンバを始める。同大学卒業後、バーゼル・スコラ・カントールムに留学。ヴィオラ・ダ・ガンバをジョルディ・サヴァール、パオロ・パンドルフォ、平尾雅子、フィーデルをランダル・クック、アンサンブルをクリストフ・コワン、ホプキンソン・スミス、コンラート・シュタインマンの各氏に師事。また、ヴィーラント・クイケン、ロレンツ・ドゥフトシュミットの各氏にレッスンを受ける。エンリコ・ガッティ、ウィリアム・ドンゴワの各氏等と共演する等、通奏低音奏者及びソリストとして活躍中。 2009年夏、アントネッロ・モードレーベルよりCD「ユーモラス・トビー〜ヒューム作品集」(仮題)を発売予定。現在、山梨大学教育学部講師。

西山まりえ(チェンバロ、バロック・ハープ)
東京音楽大学付属高等学校、及び同大学ピアノ科卒業。同大学研究科チェンバロ科修了。バーゼル・スコラ・カントールムとミラノ市立音楽院に留学。チェンバロをR. アレッサンドリーニ、N. デ・フィゲイレド、渡邊順生、ハープをH. ローゼンツヴァイク、M. ガラッシの各氏に師事。第11回山梨古楽コンクール・チェンバロ部門第1位、上原賞及び蔵の街音楽祭賞受賞。チェンバロとハープ両方の楽器を操り、通奏低音奏者として、またソリストとして海外でも演奏活動を展開する。これまでリリースしたソロCDは音楽現代「推薦盤」、「毎日新聞」ベスト3推薦盤、「レコード芸術」特選盤などに選ばれている。また、フランス、イタリア、スペイン等ヨーロッパでも多数の録音をし、いずれも高い評価を受けている。 2007 年より、「ゴルトベルク変奏曲」(Anthonello Modeレーベル)を皮切りに、J.S.バッハのチェンバロ作品全集を順次リリース中。 近年ではヨーロッパの古楽祭に招聘されるなど、今後ますますの活躍が期待される国際的プレーヤーである。
チェンバロ&ヒストリカルハープ奏者西山まりえファンサイト
西山まりえのBlog「見果てぬ夢の先」


/Ballata: Anthonello (鈴木美登里 Etc)
/Cantigas De Santa Maria: Anthonello 濱田芳通(Rec)
/Naturale: Anthonello 濱田芳通(Rec)
Renaissance Classical/Amori & Sospiri: Anthonello
Renaissance Classical/濱田芳通(Cornet) Anthonello Estro Venetiano
フレスコバルディ(1583-1643)/Works: Anthonello
メールラ、タルクィニオ(1595-1665)/Canzoni Canzonette Etc: Anthonello 濱田芳通(Cor)etc
モンテヴェルディ/Vespro Della Beata Vergine: 濱田芳通 / Anthonello La Voce Orfica
/Invention & Sinfonia: 西山まりえ(Cemb)
バッハ/French Overture Italian Concerto Etc: 西山まりえ(Cemb)
バッハ/Goldberg Variations: 西山まりえ(Cemb)

主な配信曲目

    アントネッロ, 濱田芳通, 石川かおり & 西山まりえ - bravissimo! アントネッロ・フューチャリング・弥勒忠史 宗次ホール・ライヴ2008 "ビバ・チャコーナ! - パッサカリア "小さなジャック" (ジローラモ・ダラ・カーザに基づく)パッサカリア《小さなジャック》(ジローラモ・ダラ・カーザに基づく)
    Passacaglia "Petit Jacques"(Girolamo dalla Casa)

    アントネッロ, 濱田芳通, 石川かおり & 西山まりえ - bravissimo! アントネッロ・フューチャリング・弥勒忠史 宗次ホール・ライヴ2008 "ビバ・チャコーナ! - チャコーナのアリア "恋のリラにのせて"チャコーナのアリア《 恋のリラにのせて》(タルクィーニオ・メールラ)
    Aria "Su la cetra amorosa"(Tarquinio Merula)

    西山まりえ - bravissimo! アントネッロ・フューチャリング・弥勒忠史 宗次ホール・ライヴ2008 "ビバ・チャコーナ! - 第一旋法による異国風パッサカリア (チェンバロ独奏による即興演奏)第一旋法による異国風パッサカリア(即興演奏)チェンバロ独奏
    Passacaglia esotica del primo tono(Improvisation)

    アントネッロ & 濱田芳通 - bravissimo! アントネッロ・フューチャリング・弥勒忠史 宗次ホール・ライヴ2008 "ビバ・チャコーナ! - アリア "私の美しいアマリッリ"アリア 《 私の美しいアマリッリ》(ジウーリオ・カッチーニ)
    Amarilli mia bella(Giulio Caccini)

    アントネッロ, 濱田芳通, 石川かおり & 西山まりえ - bravissimo! アントネッロ・フューチャリング・弥勒忠史 宗次ホール・ライヴ2008 "ビバ・チャコーナ! - フォリアフォリア(アンドレア・ファルコニエーリ)
    Folia(Andrea Falconieri)

    アントネッロ, 濱田芳通, 石川かおり & 西山まりえ - bravissimo! アントネッロ・フューチャリング・弥勒忠史 宗次ホール・ライヴ2008 "ビバ・チャコーナ! - アリア ”そよ風が吹けば"アリア 《 そよ風が吹けば》(ジローラモ・フレスコバルディ)
    Aria "Se l'aura spira"(Girolamo Frescobaldi)

    アントネッロ, 濱田芳通, 石川かおり & 西山まりえ - bravissimo! アントネッロ・フューチャリング・弥勒忠史 宗次ホール・ライヴ2008 "ビバ・チャコーナ! - ソナタ第1番ソナタ第1番 (ダリオ・カステッロ)
    Sonata prima(Dario Castello)

    アントネッロ, 濱田芳通, 石川かおり & 西山まりえ - bravissimo! アントネッロ・フューチャリング・弥勒忠史 宗次ホール・ライヴ2008 "ビバ・チャコーナ! - 子守歌による宗教的カンツォネッタ "さあ眠りなさい"子守歌による宗教的カンツォネッタ《さあ眠りなさい》(タルクィーニオ・メールラ)
    Canzonetta spirituale sopra alla nanna "Hor che tempo di dormire"(Tarquinio Merula)

    アントネッロ, 濱田芳通, 石川かおり & 西山まりえ - bravissimo! アントネッロ・フューチャリング・弥勒忠史 宗次ホール・ライヴ2008 "ビバ・チャコーナ! - アリア "苦しみはこんなにも甘く"アリア 《苦しみはこんなにも甘く》(クラウディオ・モンテヴェルディ)
    Aria "Si dolce é il tormento"(Claudio Monteverdi)

    アントネッロ, 濱田芳通 & 石川かおり - bravissimo! アントネッロ・フューチャリング・弥勒忠史 宗次ホール・ライヴ2008 "ビバ・チャコーナ! - パッサメッツォ・モデルノ (即興演奏)パッサメッツォ・モデルノ(即興演奏)
    Passamezzo moderno(Improvisation)

    アントネッロ, 濱田芳通, 石川かおり & 西山まりえ - bravissimo! アントネッロ・フューチャリング・弥勒忠史 宗次ホール・ライヴ2008 "ビバ・チャコーナ! - パッサカリアのカンタータ "簒奪者にして暴君"パッサカリアのカンタータ《簒奪者にして暴君》(ジョヴァンニ・フェリーチェ・サンチェス)
    Cantata "Usurpator tiranno"(Giovanni Felice Sances)

    アントネッロ, 濱田芳通, 石川かおり & 西山まりえ - bravissimo! アントネッロ・フューチャリング・弥勒忠史 宗次ホール・ライヴ2008 "ビバ・チャコーナ! - アヴェ・マリアアヴェ・マリア(伝カッチーニ)
    Ave Maria (Giulio Caccini)